まだ未熟で自分の技術に自信もなく挫折寸前のあなたこそはてなサマーインターンに応募するべきってさっきから何度も言ってるのになんで二の足踏んでるの!

今年もはてなサマーインターンシップが開催されるようです。
http://www.hatena.ne.jp/company/staff/intern


僕は去年の第一回に参加させて頂き、後半はダイアリーの下書き機能の開発などに関わりました。ここは人通りの少ない僻地ブログですが、僕も『はてなインターンのすゝめ』的なエントリーを挙げてみます。


去年の僕のように、自分のエンジニアリング技術に自信がなく、二の足を踏んでいる方もいると思いますので、そういう人たちに向けたメッセージということで。はてなインターン生として求めている人材ではないのかもしれませんが、まあそういった暗黙の空気は敢えて読まない方向でいきましょう。


id:ninjinkunが、インターン紹介ついでに

http://d.hatena.ne.jp/ninjinkun/20090617/1245246134
私も昨年のインターンで文字通り人生が180度変わったので...

と書いています。これは、僕もとても共感できます。僕もはてなインターンによって人生の方向性が変わった者の一人だからです。


僕は元々コンピューター科学専攻を一度は志すも敢え無く挫折し、大学では政治学を学んでいました。また去年のこの時期は、さまざまな自分の置かれた環境の限界が露呈し、自分の実力に失望し、加えて実績も技術も何も持たず、さまざまな壁に直面してもがいていました。


それがはてなインターンをきっかけにして、まさに『成功体験を持ち帰り』、そのはてなから頂いたお土産を糧に政治学とコンピューター科学のダブルメジャーに挑戦し、苦しみながらも乗り越えることができる目処も立ちました。また、はてなインターン終了後に応募したIPAの未踏事業に採択され、今年の1月から08年下期未踏事業の開発者としてプロジェクトの開発を進めています。


その結果として、明らかに『詰んだ』ように見えていた僕自身の人生は好転し、また前向きに生きるだけのエネルギーを得ました。こんなことを書くのはとても恥ずかしいですが、はてなインターンに僕は救われたとさえ思っています。


はてなインターンこそ、最高の人生の分岐点です。


この機会を利用し、自分を追い込み、自分の全速力を出してみてはいかがでしょうか。普段、ひとりで開発/勉強をしていて自分自身をそこまで追い込むことは大変難しいと思います。複数人でも、きちんとした周りのフォローがなければ、自分を追い込んだ代償として悲壮感と劣等感のみ残るという結果に陥る可能性もあります。


だからこそのはてなインターンです。


はてなインターンに参加したとしても、同年代の優秀な人を目の当たりにし、優秀なエンジニアと場を共有することで確かに自分の能力の平凡さに悩む機会は多くなると思います。しかしそこで卑屈にならず前向きなエネルギーとして、さらにアクセルを踏むことができる機会と環境と雰囲気が、はてなにはあるような気がします。


せっかく、はてなインターンのことを知ったんですから、思い切って応募してみるべきですよ。


あなたの人生を変えるかもしれない、はてなインターン